自然の法則を応用した都市型日よけproject in 2013
日射を遮り、涼を体感する
過酷な環境下での温度検証
フラクタル図形で切り抜いたシート穴から風が通り抜けることで、シート自体の温度とシート下の湿度の上昇が抑えられ、体感温度を下げることができる。実用化に向けた実証実験では、都市部に多く見られる閉鎖的なベランダにおいても体感温度の低下が確認できた。
快適感を与える影
フラクタルシェードの影は非常に木の影と酷似しており、動画解析すると1/fゆらぎの周波数であることが判明した。
組み立て式自立フレーム
組み立て式にすることで日差しの強い海など、あらゆる場所へ快適な木陰空間を持ち運ぶことが可能。シートの高さを変更することで、日射の傾きに対応することができる。
鋼鈑シェード
シートと同様のパターンを採用した強度のある鋼鈑のシェード。公共空間でも自然の心地よさを得られるような空間を提供する。
研究協力
ダイオ化成株式会社
日鐵住金建材株式会社