都市型水害対策用避難誘導システムの提案 project in 2012
浸水深警報灯・見えない危険を知らせる
歴史に隠された危険サイン
旧石器時代から時代ごとの地図を重ね、市街地化の様子や地形的な特徴を調査した。その結果、高度経済成長期に以前は河川だった地域を市街地化していたことが判明した。
浸水深警報灯 - 見えない危険を知らせる -
氾濫減やアンダーパスなどの調査をもとに、特に内水氾濫の危険性が高い地域を特定し設置する。内水氾濫予測地域の下水情報をいち早く検知し、氾濫前に警報を発する。
氾濫情報SNS - 見えない情報を可視化する -
氾濫が発生した地点からスマートフォンでコメントや画像を投稿し、氾濫情報を迅速に共有する。位置情報を活用し、投稿が行われた場所を地図上にマッピングすることで、氾濫地域の特定が可能になる。
降雨状況を地下空間に伝達する
インターネットから取得した天侯情報をもとに、降雨状況を可視化し、地下空間に伝達する。降雨量を波紋で表現した映像を、プロジェクターで床に投影する情報システム。情報過疎になりがちな地下空間において、地上の天侯情報を直感的に把握できる。
研究協力
日鐵住金建材株式会社
五大開発株式会社